“自転車屋が考える、服” Vol.9 – 雨の日 Style

雨の日 Style

私は自宅からお店まで少し距離があるということもあり、正直なところ、雨の日は電車という選択が多かったです。

そんな私が雨の日でも自転車に乗るようになったきっかけがあります。

それは、子どもの保育園への送り迎え。

朝、子どもを保育園へ送るのは私の担当。自宅から保育園まで自転車で行き、子どもを見送って仕事に向かいます。

最初は雨の日が憂鬱でしたが、実際に雨の中を走ってみると、これが意外と気持ち良く、新鮮でした。

いつも走っている道なのに、普段とは異なる景色や音、路面の感触。そして、自分で選んだウェアや道具がしっかり機能してくれる満足感。雨の日は道路も混雑しがちですが、渋滞する車の横をスイスイ進んでいける、ちょっとした優越感もあります。


今回はそんな私の雨の日スタイルをご紹介したいと思います。

雨を拒まず、受け流す

レインウェアというと、完全防水雨具を上下セットで着用し、足元はレインブーツ。と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

もちろんそれも正解です。

ただ、街を走る数十分の移動や、降ったり止んだりを繰り返す梅雨の季節であれば、もう少し肩の力を抜いた選択肢もあります。

今回の主役は CLEVERHOOD Rain Cape

CLEVERHOODは、アメリカ・ロードアイランド州プロビデンスを拠点とするレインウェアブランドです。

自転車に跨った姿勢を前提に設計されたレインケープは、身体だけでなくハンドル周りまで大きく覆う独特のシルエットが特徴。

ペダルを漕ぐ足は自由に動かせる一方で、上半身はしっかりと雨から守ってくれます。さらに風抜けが良く、一般的なレインウェアにありがちな蒸れも気になりません。

内側には親指を通すループが設けられており、走行中でもケープがバタつきにくい設計になっています。これが本当に優秀。

ハンドル周りを覆う事ができるので、前からの雨の侵入を防いでくれます。

フード部分も細かく調整できるため、ヘルメット着用時はもちろん、キャップを被る時や何も被らない時でも快適にフィットします。

機能性はもちろんですが、私が気に入っているのはその佇まい。羽織るだけでスタイルが完成するファッション性があります。

天気予報を見ながら「降るのか降らないのか分からないな」と迷う日でも、とりあえず着ていこうと思わせてくれる。

雨の日のテンションを少し上げてくれる、そんな存在です。

濡れることを前提に考える

どれだけ上半身を守っても、正直、足元は濡れます。

濡れた生地が肌にまとわりついたり、靴が乾かない不快感は、気になり始めると意外と大きなストレスになります。

そこで私は、足元は「濡れる前提」で考えるようにしました。

選んだのは、 RAL Doboom Shorts x BEDROCK SANDALS

動きやすく、乾きやすく、それでいて街にも自然と馴染む。

雨の日は「濡れないこと」よりも、「濡れてもすぐ戻ること」の方が大切だったりします。

雨から「足元を守る」という発想から解放されるだけで、雨の日のストレスは驚くほど減ります。

傘という選択肢

もちろん、自転車を降りた後も雨の日は続きます。

駐輪場から駅まで。
駅から職場まで。
あるいは立ち寄ったお店まで。

そんな時に活躍するのが ARATA(AU-08)の傘 です。

ARATAの傘は、本来は登山用として開発された晴雨兼用傘。

山のためのスペックを持ちながら、不思議なくらい都市生活にも馴染みます。むしろ日常でこそ、その恩恵を強く感じるかもしれません。

軽量でありながら十分な強度があり、風にも強い。毎日バッグに入れていても負担にならないのも魅力です。

持ち手にはストラップが備わっており、手首に通して持ち運べるため、荷物が多い時にも便利。

また、AU-08は折りたたみタイプですが、骨組みを伸ばしたまままとめることも可能です。

毎回すべての骨を折り込む必要がなく、電車やバスへの乗り換え時、立ち寄ったお店でも素早く収納できます。

レインウェアか、傘か。

ではなく、

レインウェアも、傘も。

シチュエーションに応じて使い分けることで、雨の日の自由度はぐっと広がります。

ARATAの傘は2種類、Circles Tokyoにて販売しております。

・AU-08
・ASU-08

梅雨。そして、その先の厳しい夏には必須アイテム。

Arataの傘は、雨と日差しの両方に対応しながら、
軽さと強度、そして洗練された見た目のバランスまで成立している。

街とフィールドをシームレスに繋ぐ、完成度の高い一本です。

雨の日だからこそ見れる景色

雨の日、自転車で走る街は少し静かで、濡れた路面に映る景色はいつもより鮮やかに見えます。

子どもと一緒に保育園へ向かう道も、いつもと同じ場所なのにどこか特別に感じる。

そして、服や道具が快適であることは、その景色を楽しむ余裕を与えてくれます。

”雨そのものを楽しむ”

最近はそんな気持ちで雨の日も自転車を楽しむ事で、憂鬱な気持ちはすっかりなくなりました。

梅雨の自転車時間が、好きになる。
皆さんも今年の梅雨は、いつもより少しだけ自転車を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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