FAQ for microSHIFT
INDEX
▼互換性
◆ADVENT Xの10速シフター/ディレイラーは、シマノの10速シフター/ディレイラーに対応していますか?
いいえ。 ADVENT X は、Shimano 10 スピード製品とはケーブルの引き方が異なります。 ADVENT X シフターとディレイラーは、ADVENT X グループとして最適化されています。
◆ADVENT Xシステムは、どんな10速用カセットでも使用できますか?
ADVENT Xは、標準的な10スピードカセットの間隔と互換性があります。
最大コグが46tから48tの範囲のカセットを使用することをお勧めします。
これより小さくすることもできますが、変速に悪影響を及ぼします。
◆ドロップバーブレーキ/シフターには、どのようなブレーキキャリパーを使用することができますか?
microSHIFTのブレーキレバーはすべて、ショートプルの機械式キャリパーに対応しています。 油圧式ブレーキレバーは現在生産されておりません。
◆Acolyte / Advent / ADVENT Xディレイラーに、より小さい/より大きいレンジのカセットを使用することはできますか?
microSHIFTのディレイラーは、推奨される最大コグ幅の範囲内で最適に動作します。 AcolyteとAdventは42-46t、ADVENT Xは46-48tです。
これより小さい範囲でも一応は動作しますが、ガイド・プーリーとカセットのコグとの間の距離が長くなります。 その結果、変速スピードは遅くなり、ユーザーの期待値を越えることはできないと思います。
また最大コグの仕様を超えると、システムにストレスがかかり、ディレイラーにダメージを与え、変速に悪影響を及ぼす可能性がありますのでおやめください。
◆Acolyteは子供用の自転車に使用することができますか?
Acolyteは、ほとんどの24インチ ホイールに対し作動するように設計されています。後輪にフリーホイールではなく、標準のHG フリーボディーハブが付いていることを確認してください。
◆AdventはR9用のシフター、バーシフターで作動することができますか?
いいえ。 Adventには独自のケーブルの引き代があり、広範囲のカセットサイズに対応するため、R9よりもはるかに長くなっています。よってこの2種類のグループを組み合わせて使うことはできません。
◆バーシフターやバーエンドシフターのマウントサイズはすべて一緒ですか?
いいえ。 マウントサイズにはMTB用とロード用の2種類があります。 マウンテン用のシフターは引き量の関係でより大きな直径を持っています。
◆どのようなスタイルのケーブルを使えばいいでしょうか?
microSHIFTのほとんどの製品は、標準的とされているSHIMANOスタイルのブレーキおよびシフター ケーブルを使用しています。 例外ですが、Campagnoloスタイルのケーブルを使用するものは、DSシリーズとDNシリーズのツイスト シフターのみとなっています。
▼技術的な質問
*動画は英語になっていますので字幕をつけてご覧ください。
◆Acolyte / Advent / ADVENT Xの基本的なリアディレイラーの最小コグ位置の調整の仕方を教えて下さい。
◆Acolyte / Advent / ADVENT Xの基本的なリアディレイラーの最大コグ位置の調整の仕方を教えて下さい。
◆フラットバーシフターに新しいケーブルを取り付けるにはどうしたら良いですか?
ケーブルを交換するためにシフターを分解する必要はありません。 より手順については、こちらをご覧ください。 要約しますと、上部のシフトレバーを使用して、まずは最高のギア (最小の歯車) にシフトさせます。 ケーブルキャップ * (赤でマーク) を取り外します。 ディレイラーのケーブル固定ボルトを緩めます。 ケーブル ヘッドをケーブル ポートに押し込んで、古いケーブルを取り外します。 新しいケーブルを細い方からケーブル ポートに配線し、バレルアジャスターから外に出します。 ケーブルヘッドが完全に装着されていることをしっかりと確認してください。
*一部のシフターにはケーブル キャップがない場合があります。 その場合はケーブル ポートは上部シフトレバーの隣にあります。
◆ドロップバーシフターに新しいケーブルを取り付けるにはどうしたら良いですか?
◆Acolyte / Advent / ADVENT Xディレイラーがカセットの最大コグに当たらないようにするには、どのようにしたら良いでしょうか?
B-テンションボルトが適切に調整されていることの確認をしてください。 上記の動画を見ていただき、その調整方法に従って、下記の通りのギャップを作ってください。
Acolyte / Adventの場合は11~13 mmのギャップ、ADVENT Xの場合は、ガイドプーリーとカセットの最大コグの間に15~17mmのギャップが必要になっています。 また、その調整ができない場合は、チェーンが長すぎる可能性があります。 ほとんどのディレイラーケージは偏心していますので、ケージがチェーンリングに向かって引っ張られると、ガイドプーリーがカセットの大きな歯車の邪魔にならないように移動するはずですが、チェーンのたるみが大きすぎると、ガイドプーリーが最大コグ上に乗ってしまうことがありますので、ご注意ください。
◆Advent / ADVENT Xディレイラーのクラッチを締めるためにはどうすればよいでしょうか?
プラスドライバーでクラッチカバーを外します。クラッチ ボルトを T15のトルクスで 4 分の1回転ずつ締めます。 これにより、フリクションワッシャーに圧力が加わり、クラッチが強化されます。 クラッチの強さは、手作業でのテストも有効なので、その適切な感覚をしっかりと覚えてもらうことも重要です。
▼マニュアル一覧
*マニュアルはすべて英語になっております。
📄 クラッチテンションマニュアルの調整 / Adjusting Clutch Tension Manual
📄 ドロップバーシフターケーブルの取り付け / Drop Bar Shifter Cable Installation
📄 ADVENT X リアディレイラーの取り付け / Rear Derailleur Installation
📄 ADVENT X リアディレイラーのパーツ / Rear Derailleur Parts
📄 ADVENT リアディレイラーの取り付け / Rear Derailleur Installation
📄 ADVENT リアディレイラーのパーツ / Rear Derailleur Parts
📄 Acolyte リアディレイラーの取り付け / Rear Derailleur Installation
📄 カセットの取り付け / Cassette Installation
📄 トレールトリガーシフターの取り付け / Trail Trigger Shifter Installation
📄トレールトリガーシフターのパーツ / Trail Trigger Shifter Parts
📄 バーエンドシフターの取り付け / Bar End Shifter Installation
📄 サムシフターの取り付け / Thumb Shifter Installation
▼プロショップの皆様へ
microSHIFT社の総代理店 Circles では、メーカー完成車における使用に伴うパーツの消耗や劣化、不慮のアクシデントによる破損などのシーンに対して、スムーズかつ正しい修理対応を行うことを目的とした microSHIFT Support Program を提供しています。 詳しくはコチラをご覧ください。