こんにちは、コウセイです!
僕が愛してやまないBASSI BIKES。
そこには、不思議な魅力があります。

その魅力には、「なぜSURLYがこんなにも選ばれるようになったのか」が関係していると思っています。
そこから読み解くBASSIの魅力とはなんだろうか。
僕なりにまとめてみたので少し長いですが、お付き合いください!
マスとハンドメイドの間に位置する
インディーズブランド
まず、サークルズで取り扱っている自転車の多くが他店とはどこか雰囲気が違うというのは多くの人が感じるところだと思います。
僕もサークルズに入る前は、そう感じていました。
WILDE、SURLY、VELO ORANGE、BASSI、OMNIUM…
これらは、Circles TAILOREDに置いてあるようなRETROTECH、TOMIIなど、職人が文字通りハンドメイドで作っているものでもなければ、GIANTやFUJIを筆頭にある、マスプロダクトメーカーでもありません。

僕はその間に位置する彼らをなんと表現して良いかわかりませんが、「インディーズメーカー」とでも呼んでみましょう。
なぜこの規模のメーカーが今、最高に面白いのか?
彼らの面白いところは、
「バイクの設計やグラフィックは自分たちの小さなスタジオ(本国)でやるけれど、製造は台湾などの高い技術を持つ工場に委託している」というハイブリッドな体制をとっている点です。
-
ハンドメイドだと:ビルダーが1本ずつ溶接するので、どうしても価格が30万〜50万円以上になり、納期も数ヶ月〜数年かかります。
その分自分の身体、希望にジャストフィットな自転車が作れます。

- SURLYやBASSIなど:工場でまとめて作る(量産する)ので、現実的に手が届く価格(フレームで10万〜20万円台前半など)に抑えつつ、かつ大手メーカーには絶対に真似できない「狂ったように尖ったこだわり」や「遊び心」をそのまま形にできる。

「手の届くクラフト感」という絶妙な距離の近さが、SurlyやBASSIを代表とするこの規模のメーカーの魅力である。
KYUTAIさんをはじめ、Circlesが日本に紹介したのも、まさにこの「インディーズならではの自由な空気感とその先にある生活」
「ライフスタイルを販売した」、というのが一番近いと思ってます。

何もGIANTやFUJIより自転車として勝ってると言いたいわけではありません。むしろ、SHIMANOを代表とするそういったPOPさ、正解としてあり続けてくれるからこそこっち側が輝くまであるのです。
どちらにも良さがあるってこと。
結局は、あなたがどっちを選んで楽しむのか、そこに尽きるわけです。
フレーム売りに対する思想
TREKやGIANTだってフレーム売りをします。
ですが、あっち側とこっち側では明確に
フレーム売りに対する思想が異なります。
・大手メーカー(GIANT…)
基本は「完成車」がメイン。
メーカーが「これが一番速く走れるベストなパーツ構成です!」という正解(完成車)を用意しており、フレーム売りは一部のマニアックなレーサー向けの上級者プラン、という位置づけです。
最近はハンドルやステム、シートポストまで専用設計でガチガチにシステム化されていることが多いです。
・インディーズメーカー(SURLY,BASSI…)
むしろ「フレーム売り」がブランドのコア(中心)。
「フレームジオメトリーに対する思想はあるけど、正解なんて定めてないから、シングルスピードにしようが、太いタイヤを履かせようが、カゴをつけようが、好きに組みなよ!」というDIY精神が前提にあります。
パーツの規格もあえて昔ながらの汎用的なものにして、手持ちの余ったパーツでも組みやすいように作られていたり、それがBASSI Hog’s backであったりする。

大手メーカーのフレーム売りは「勝つため。または、最高効率のための選択肢」。
一方でSURLY,BASSIのフレーム売りは「自分だけの表現や遊び方を作るためのキャンバス」って感じ。
同じ「フレーム売り」でも、これだけ意味合いが違うのが自転車の面白いところですよね。
Circlesでアルミフレームが売れづらいのはそういったDIYやカスタムカルチャーが根底にあるからかな。
今時、スチールバイクで本気で遊んでる人ってやっぱりかっこいい。
ばきさんのこのブログは、まじでおもろいっす。
形あるものはやっぱり宿る
「やっぱなんか宿ってるよなあ」
初期スカラー(ハンドメイド時代)の修理車を眺めている時、
隣で働くアリバ店主、ケイタさんが呟きました。
その言語化に僕は強く膝を打った次第であります。
やっぱ宿るってあるんやな。
なんか普通じゃない。
決して綺麗ではないし、どっちかというと使われている汚れが沢山。
でも「汚れ=カッコ悪い」ではないことは分かりますよね。

汚れにも種類があって、作業着の古着みたいに特定の場所ばかりが同じ汚れをしていたり、どこか汚れ以上の何かが見える時があります。
この分野の感覚はまだ言葉にするのが難しいのでスキップ。笑
本題です。
そもそものBASSIとは?

BASSIを生み出したのは、カナダ・モントリオールにあるC&L Cycleという自転車屋。
彼らはただの物販店じゃなくて、街のサイクリストが集まり、コミュニティを育て、ローカルのバイブスを作っています。
自分で言ってしまいますが、いわばモントリオール版の『Circles』のような存在。

そんな現地のバイクギークたちが、「自分たちが毎日を最高に楽しむために、本当に欲しい自転車ってなんだろう?」とトコトン考えて作ったのがBASSI。
パフォーマンスと価格のバランスが素晴らしい自転車が他にもある中、遠く離れた名古屋のCirclesで、僕らがC&L CycleからBASSIを買うということは、
単にインポートの珍しいフレームを買うのとはわけが違います。

モントリオールの自転車バカたちが作った最高にイカした遊びのカルチャーを、名古屋の僕らがCirclesを通じて受け継ぎ、自分の街で体現するということです。
海の向こうのローカルと、僕らのローカルが、BASSIという1本のフレームを通じて静かに繋がる。ワクワクしますね。
拡張性やPOPなデザインはSURLYに通ずるところありって感じですが、実はちょっと玄人志向。
Hog’s BackもLe Montrealも650Bや26インチなど、旧規格との互換性にも配慮されており、どちらのモデルもQRなこと等々、、、少しの知識さえあれば、ずっと乗ってたクロスバイクやOLD MTBからパーツを移植させて安く組める可能性があるんです。
—————————————————-
前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、そんな想いが詰まったモントリオールからの刺客、BASSIの【Le Montreal】が、店頭に組み上がりました。👏
Le Montreal
Circles Original Complete Bike

「BASSI BIKES」
Le Montreal Circles Original Complete Bike
¥360,000
分かる人には分かる破格です、これ以上は言いません。
今自分が欲しい店頭車。
これでSNUGしたい


マスタッシュバー
通称口髭ハンドル
握ってみたら意外とよかった系
90年代のMTB、たとえばロックホッパーやTrek900はトップチューブ長が今の自転車に比べて長いのでドロップハンドルを付けたければ自転車のサイズダウンがベストでした。そこをこの口髭ハンドルが助けてくれたとか諸説あり、、、


26インチタイヤに
旧型ブレーキ(カンチブレーキ)
クイックリリースエンド

ダウンチューブ台座
拡張性あり

シングル仕様で

勘の良い方は、お気づきかもしれませんが、
こちらがオマージュ元です。
BASSIの生みの親、C&L Cyclesの方達が確実に影響を受けている事であろうBridgestone XO-1。
当時は奇妙な自転車だの言われて製造は2年ほどで終了したそうですが今となってはコレクターの多い一台。

「愛」
SHOVEL RESEARCH (ショベルリサーチ)
USA オレゴン州ポートランドでオーナーのSal(サル)さんが2022年から一人で運営、設計、製造を行っている。

現行のバイクではほとんど見ないパーツを彼女なりに再解釈して設計されたプロダクトは美しく、ただの懐古主義なバイクから一線を画す存在にしてくれます。
こういったパーツが一つ入るだけでモノに何かが宿ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いろいろ話しすぎましたがこんな感じで一台の自転車を組ませていただきました。
はっきり、言って結構贅沢バイクになってます。
もっと話したいことはありますが文字起こしはこれくらいにしておこうと思います。続きは店頭で、、、

