【レースレポート】クロモリで富士ヒルクライムに出場してきました!

こんにちは!Circlesに仲間入りして半年のバキです!
時間が経つのが早すぎる…

さて、今回はタイトルにも書いた通りレースレポート。
第22回 Mt.富士ヒルクライムに出場してきました!

富士ヒルクライムは富士山五合目に向かう有料道路「スバルライン」を封鎖して行われる公道サイクルイベント。

標高2305mまで8000人が駆け上がります。いろんな意味で国内最高峰のイベントですね。

その様子を忘れないうちに書き留めておこうと思います!

なぜ出ることにしたか

ヒルクライムは面白いです。
自分が普段乗ってきた成果が分かりやすく出るし、レース特有の落車リスクも少ない。自分と向き合えるイベントです!

その中でも富士ヒルの面白いところは、完走タイムに応じた「フィニッシャーリング」がもらえること!

種類は、

  • プラチナ:60分(1時間)切り
  • ゴールド:65分(1時間5分)切り
  • シルバー:75分(1時間15分)切り
  • ブロンズ:90分(1時間30分)切り
  • ブルー:完走を果たした全員へ
  • ピンク:完走を果たした女性へ

と、リングカラーは完走タイムごとに分かれています。

ブロンズを獲得できるのは、参加者の上位30%とも言われています。さらに、その上のリングを手にするには、より速いタイムをクリアしなければなりません。

完走目指すのもよし、トレーニングを積んで他のリングを狙うのもよし。勝敗だけじゃない、全参加者に達成の楽しみがあるイベントです!

実は去年も参加をしていました。
その時は、イベント慣れしていなかったパートナーのペーサーとして参加しました。
その結果はブルーリングで、そこで初めて自分がどのくらいのレベルなのか、どれくらい頑張れるのかを知りたくなってきました。

そうして今年は、自分の実力を確かめるために参加を決意しました。目標は上位10%、シルバーです!

なぜSycipというクロモリで出場したか

実は入社した当初から、田中さん(Kyutaiさん)に「俺のSycipに乗っていいよ」と言ってもらっていました。

オーダーメイドのバイクを借りるのは責任が重く感じられて、これまでは遠慮していたんですが、
「もしクロモリのSycipでヒルクライムに出てみたらどんなことになるだろう?」
なんて、直前で考え出しちゃって。もう止まりません。

田中さんにお借りたいと相談したところ、快く了承してくださいました。

Sycip借りて嬉しそうな僕

正直、不安は大きかったです。

「あと1週間で乗りこなせるか?」
「ヒルクライムとクロモリは相性悪いんじゃないか?」
そう思っていたんです。

しかし、そんな不安はちゃんと裏切られました。

借りて4日目に雨沢峠へ。走ってみると、もともと乗っていたバイクとのタイム差は、たったの10秒しかなかったんです。

こうなったら本番のタイムも自分次第。
今までとは違うプレッシャーが出てきた瞬間でした。笑

イベントの様子

富士ヒルは2日体制。
このレース、前日に事前エントリーを済ませないと参加できないんです!

メイン会場は富士山麓の大きな運動公園。
たくさんのブースや出店で賑わっているのでちょっとした祭りです!
エントリーを済ませたら出店でご当地ものを食べたり、補給食をゲットしたり。

POCのブースにもお邪魔して新作のAMIDALを被らせてもらったりしました。
普段触れる機会の少ないアイテムに触れられるのも大型イベントの魅力です!

レース当日

さて、やっと当日のお話です。

招集場所に着くと、何千人という自転車乗りが係員に従い動く圧巻な光景が見られます!

その中に混ざって進み、自分の出走が近づいてくるのを待ちます。心臓は緊張でバクバク。

そんなドキドキ状態のまま、出走が近づいてきました!

富士ヒルはスタートした瞬間に計測開始ではなく、隊列を整えながら計測地点を目指すローリングスタート式。

計測開始までにいい位置を見つけ、開始と同時に飛び出せるように構えます。

計測地点を見定めて…いざスタート!

1合目

1合目まではレースの中でもネックになる場所。
スバルラインの中でも斜度がきつい区間なので、後から垂れないよう抑えて走ります。

以前撮った写真。レース中の写真がお届けできないのが悔しい。

僕の場合心拍数がちょうどいい数値に収まるようにコントロールするんですが…
緊張で心拍上がってて、全然目安にならない!

今思い返すと予定より踏んでいた気がします笑

今となっては結果オーライ!

2合目

1合目が終わっても淡々と。
他の参加者を抜いたり抜かれたり。

スバルラインはこんな感じ。

ペースが合う人がいれば一緒に行きたかったけど、完璧に合う人はなかなか見つかりません!
ちょっと一緒になる人がいたり、離れたり。

その中でも
「どこ狙いですか?」
「一緒に行きましょう!」
なんて、参加者同士での会話もあって、
こういった会話や協力体制も富士ヒルの面白いところ!

3合目

この辺りで唯一の補給、ジェルを飲んだ気がする。
1時間以上走るレースなのでエネルギー切れは大敵です。

当日は霧が多かったんですよね

この辺りから霧が濃くなりコースが見えなくなり、自分がどのあたりを走っているか分からなくなってくる。
調子を狂わされないように冷静に!
心拍を保つことを意識して進んでいきます。

4合目

スバルラインから見える富士山

富士スバルラインは後半、特に4合目からゴールまでに平坦区間が何度も現れるコース。
速度が乗るので風の抵抗が大きくなります。

そうなると負担を分散できる仲間を見つけられるかが、大きなカギになるんですけど、僕はずっと一人旅。

なんとか平坦区間に到達する前に協調できる仲間を見つけたい!
このくらいからちょっと焦りはじめてました。

5合目

実は1合目あたりで一瞬協調した人がいたんです。
「どこ狙いですか!?」なんて話して、お互いシルバー狙いだって分かったんですがペースが微妙に合わず、離れてました。

平坦に差し掛かる直前で見覚えある背中が見えて。
まさに1合目で協調した彼でした!
レース中で一番嬉しかったし、興奮した瞬間。

「また会いましたね!」「回しますか!」

半分叫び声だった気もする会話。笑
そこから二度目の協調に入りました。

先頭が空気抵抗を引き受けて、後続はその陰で休む。この繰り返し(ローテーション)のおかげでペースはグングン上がります。

ローテーションはこのくらい近づきます。

ローテーションして進んで、最後の平坦で前に出てもらうことに。

ラストスパートで鬼のように踏んでくれる。
後ろについていたのに、ゴール直前の登りでは離されてしまいました…

最後は自分の力を振り絞ってペダルを回し続けます。
そして、そのままゴール!

結果

タイムは、「1:13:13」。

シルバー達成!!

実はローテーションには加われなかったけど、後ろについてた人もいて。
シルバーを達成できた3人で一緒に写真撮ったり、お礼やらハイタッチやら、喜びをぶつけ合いました。

ラストの高揚感を思い出すと、数日経った今でもワクワクしてきちゃいます。
こんな出会いが嬉しくて、僕は富士ヒルに出てるのかもしれません。

Sycipの乗り味がどう影響したか

Sycipの良さは雨沢タイムアタックで感じていました。

いつもは踏み切れず垂れちゃう最後ですが、Sycipで走った時はラストまで踏み切れたんです。

がむしゃらでも、スプリントでも。
素直にパワーを受け止めて、リズムよく進む力に変える能力っていうんでしょうか?

借りて4日目でベストに肉薄するタイムが出たのは、これが大きかったように思います!

富士ヒル本番はその能力を遺憾無く発揮してくれて、4合目からラスト、踏み続けられました。力を跳ね返さないでいてくれるSycipに助けられました。

決して軽くないです。元々乗っていたアルミとカーボンを多用したバイクの方が圧倒的に軽い。
なんだったらフレームサイズも合ってないし借りて一週間。笑
でも、最後まで踏める。

こだわりとか、見た目だけじゃなく、自分の限界を引き出す機材として。

ハンドメイドクロモリをレースの相棒に選ぶ意義を感じられた、思い出のレースになりました。

Sycip、欲しくなっちゃったなぁ…。
お財布と相談中。

出るためにどんなことをしたの?

富士ヒル直前にしたことは、

  • 2週間前のスバルライン試走
  • 4日前のSycip雨沢タイムアタック
  • 前日の食事管理(失敗)

くらい。あとは普段からとりあえず自転車乗ってました!

食事管理はカーボローディングなるものをやってみたかったんですけど、宿の前に中華屋があったせいで失敗しました…。

油物、めっちゃ美味しかったです。

一年に一度のお祭りのようなレース。

僕の富士ヒルクライムはこんな感じでした。無事シルバーも取れていい感じ。

でも、まだ限界を知りたいので、来年はゴールド狙います!
宣言することで退路を断つことにしました。

僕はタイムを求めましたが、自分が普段乗っている結果が見えるお祭りとして楽しんでも面白いレースです!

どんな自転車で参加しても楽しめるのもいいところです。

その中で僕のおすすめはやっぱりロード!
踏み込んだ力でダイレクトに進む爽快感をぜひ皆さんも味わって欲しい!

いろんな自転車の楽しみ方の、一つです。
爽快感にも、人との出会いにも、自分の限界にも
いろんな出来事に、会いに行ってみませんか!

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