あの時のように、同じ場所を目指して
2026年 11月7日、8日。
今年、7年の時を経て、RIDEALIVEをふたたび開催します。
そして今回は、正しく原点に帰ろうと思っています。
目的地を決めて、
そこへ向かって走るだけ。
最後はみんなで同じ場所に集まり、
食事をして、
お酒を嗜み、
焚き火を囲んで、
夜を過ごす。
RIDEALIVEが始まった頃の、あのスタイルです。

振り返れば、RIDEALIVEはいつも少し不思議なライドイベントでした。
レースではありません。
なので、速さを競うわけでもありません。
よって、誰かに勝つ必要もありません。
それでも参加者たちは、必要以上に朝早く起きて、
何十キロ、時には百キロ以上を、必要な荷物とともに、
汗だくになりながら目的地を目指してくれました。
なぜそんなことをするのか。
たぶん理由は単純。
目的地で出会える人たちと、その時間が楽しかったから。

いままでのRIDEALIVEの道中にはいろいろなことがありました。
雨の日、風の日もありました。
道を間違えることも、寄り道も多々あります。
パンクすることも、メカトラもあります。
思ってたより登りが長いこともあります。
けれど、それすら後になると良い思い出になっていました。
むしろ何も起こらなかったライドの方が、意外と記憶には残らないものなのかもしれません。


この文章を書くにあたって、過去のRIDEALIVEの記憶を読み返してみました。
海へ向かった年。
山を目指した年。
南の島、北の大地の年。
初めて会う人同士が同じテーブルで食事をし、
気が付けば深夜まで話し込み、
翌朝には一緒にコーヒーを飲んでいる。
そんな光景を何度も見させてもらいました。
自転車はきっかけでしたが、
やはり心に残るのは人との記憶だったようにも思います。


最近は便利な時代になりました。
スマートフォンを開けばルートは出てきます。
おすすめのスポットも簡単に見つかります。
どこへ行けばいいかもすぐに教えてくれます。
でもそんな時代になったからこそ、「みんなで同じ場所を目指す」というシンプルな遊びが、今まで以上に特別なものになるような気がしています。
今年のRIDEALIVEは、そんな時間をもう一度、仲間とともにつくりたいと思っています。
どんな自転車でも構いません。
速くても、速くなくても構いません。
強くても、強くなくても構いません。
初参加でも構いません。
ロードバイクでも、
グラベルバイクでも、
マウンテンバイクでも、
旅の途中の自転車でも。
何なら家族は車で、お父さん、おにいちゃんは人力でも。
大切なのは、同じ場所を目指すということです。

サークルズが20年を迎える前の月、11月。
どんな景色が待っているのかは、
これからみなさん次第で決まっていきます。
けれどひとつだけ決まっていることがあります。
今年もきっと、忘れられない週末になるということです。
RIDEALIVE 2026
今年の秋、また日本中の遊び人のみなさんと一緒に、
夢中になって遊びたいとおもっています。

