BIKE FRIDAY ALL-PACKA / オールパッカ

ツーリングバイクとしては、太すぎる2.4インチですが、ひとたびオフロードに入れば、圧倒的なエアボリュームが安定走行に大きく貢献してくれます。

マウンテンバイクといってもよい幅なのでブロックパターンのタイヤなら、オフロードでのハイグリップも期待できます。日本の林道なんかはこっちの方が楽しそう。

荒れたコースでも、ダートツーリングバイクとして十分に信頼できる小径フォールディングバイクなのは、この圧倒的なタイアクリアランスのおかげです。

バイクパッキング用のバイクとして申し分ないボトルダボ数。
ボトルケージだけでなく、各メーカーから販売される3穴のケージも使用可能。この懐の深さがツーリングの妄想を掻き立ててくれます。

過酷な道に挑む冒険を選ぶユーザーとって、ダボ穴の多さはツーリングスタイルのバリエーションを広げてくれます。

カーゴケージをとりつけて、クッカーやキャンプ寝具などを取り付けて運ぶなんてのものも良いでしょう。

トラス構造を生かした三角形の高剛性フレームで、さらに真円ではなく楕円を採用することで各パイプとの溶接面の面積を増やし剛性を上げつつ、より軽いパイプを使用することが可能になります。

そして何より縦方向にパイプを潰すことで、フロントトライアングル内のスペースを稼ぎ、フレームバッグを装着した際のバッグ容量を増やすことができます。

また、オフロードでの安定性と操舵性に大きく貢献するジオメトリーを採用していることもミソ。距離を問わず道なき道をゆく冒険にとって「どこまへでも行ける」という興奮を維持させてくれる。そんなジオメトリになっています。

オールパッカはラックを付ける事を想定していません。サドルバッグやハンドルバッグなどを活用し、軽量化した荷物で軽快な走りを楽しめるバイクパッキングバイク。「オールパッカ」は過酷な道に挑む冒険を支えてくれるでしょう。

荒れた道の走破力が最大の売りなこの All Packa は、タイヤクリアランス・ダボ穴・ジオメトリのどこに注目しても眠っていた冒険心が呼び起こします。

どんな景色を見に行こうかな。どんな食事を食べようかな。いや、何も考えずに疲れるまで走ってみようかな。いっそのこと出かけてから思いついたっても良いんです。どんなライドにも応えてくれる All Packa。一度ライドの妄想を膨らませてみてください。

バイクフライデーはカスタムハンドメイドバイクです。乗り手の体格を採寸した数字をもとに、オーダーを受けてから一台ずつオレゴン州のユージンで制作されます。