新しい自転車より
新しいホイールを
車輪を変えれば自転車の乗り心地は大きく変わり、新たな世界を操縦者に見せてくれます。
全て同じ仕様に組まれた完組ホイールではなく、乗り手と組み手の意思を反映して組み上げるよりベターなホイールを。
ゴリラスパンでは、熟練スタッフがホイールをひとつひとつ手組みします。
ディスクロードベーシックホイール
View detailsベーシックMTBホイール
View detailsベーシックロードホイール for SRAM
View detailsなぜホイールを手組みするのか
モアベターなホイールを
リム・ハブ・スポーク・ニップル・タイヤ・チューブなど、車輪という一つのパーツを作る構成部品はとても多く、本来であれば無限に近い選択肢を作れるにもかかわらず現状はそうなっていません。
これはなぜなのでしょうか?
そう、多すぎる選択肢がかえってその選択を狭めているということです。
1人で車輪の全てを決めようとした時、与えられている選択肢の多さがかえってその視野を狭め、完璧なものを求めるが故に結局はその選択すらをなくしていってしまっているのです。
でも、断言しましょうこの世に『完璧な車輪』は存在しないということを。
だから、私たちGorilla Spunの車輪は、一人一人に寄り添うようなベターな車輪な目指しています。
完組と言われる味も素っ気もない車輪が世界に溢れる中、一本一本を人の手で組み上げるメリットは、人の意志がその車輪に宿ることでもあります。 そして乗り手の意志、組手の意志、その二つがうまく重なった時、今よりとてもベターな車輪が生まれて来てくるのです。
そして、そのよりベターな車輪はあなたに新たな世界を見せてくれるのです。
見た目・回転力・重量など新たな車輪にもとめるものは、人それぞれ。
それでも今よりベターな車輪を作る喜びを楽しんでもらいたい、そして車輪組の奥深さをより簡単に楽しんでもらいたい、そのためにサークルズは、GORILLA SPUN オーダーメイドホイール プログラム を提供しているのです。
GORILLA SPUN / ホイール組みの基礎知識
リム選びの基礎知識
リム径直径
それぞれの自転車に決まった大きさがあり、通常は変更することはできない。
タイヤもしくは、リムに26”、27.5”、29”、650b、650c、700Cなど数字が記入してあるので確認してください。
リムのタイプ
リムブレーキ用、ディスクブレーキ用などがあり、専用のモノは、他のモノでは使えないこともあるので注意が必要。
リムの仕様
チューブ仕様の有無で大きく分かれる。
チューブド(クリンチャー、WOと呼ばれる):最も一般的な仕様であり、チューブを使いタイヤを膨らませている、最もリムの選択肢が多く、用途に合わせて選ぶことができる。
チューブラ(専用のタイヤが必要):専用のリムと専用のタイヤが必要な仕様、圧倒的な乗り心地の良さを誇るが、パンク修理がとてつもなく難しい。出先での修理は不可能。
チューブレス:チューブを使用せず専用のタイヤ、バルブコアを使用しタイヤを膨らませる。リム打ちパンクしなくなり、タイヤ性能も発揮しやすくなり、重量的に軽くなるなどメリットも多いが、取り扱いが難しい。
チューブレスレディー:チューブレス仕様をより構造を簡単にしたもの、専用のタイヤ、リム、バルブコアに加えリムテープ、シーラント液を使用しチューブレス同等の性能を得ることができる。
リム高(垂直方向のリムの高さ):空気抵抗に大きく影響する
高さが高ければ回転方向への空気抵抗が減り、低ければ増す。
ただハイトが高くなれば、カーボン以外のリムにおいては重量が増えるので、バランスが重要。
一般に車輪は、外周部が軽くなればなるほど軽く踏み出せるようになる。
リム幅(水平方向でリム幅。外側の幅と内側の幅があるので注意)
衝撃吸収能力やタイヤの幅に影響する。大まかに使用用途もこの幅で決まってくる。簡単に言えば太ければマウンテンバイク用、細ければロード用のような分け方。
リム外側の幅は衝撃吸収力に影響し、太ければ吸収力が高くなるが、フレームによっては取り付けでき無くなったりする可能性があります。クリアランスの確認が必須。
リム内側の幅は、装着可能なタイヤ幅に大きく影響します。太いリムに細いタイヤを履くことはできず、またその逆も然りです。一般的な互換表がございますのでそちらを参考にしてください。
リムのホール数:リムの内径側に空いているスポークとニップルを通すための穴の数
ハブのホール数と同じである必要がある。
穴の数が減りスポークの本数が減ると空気抵抗は減るが、ねじれに対する力が弱くなる。
車輪の寿命にも大きく影響し、多い方が長持ちしやすいが重量は重くなり空気抵抗もます。
一般的には、以下のようになることが多い
- ロード:20〜32ホール
- クロス:28〜32ホール
- MTB :28〜36ホール
- ツーリング&カーゴバイクバイク・実用車:32〜36ホール
ハブの選びの基礎知識
車輪中心に位置し、車輪の回転力を担う部品。種類も値段も多岐にわたる。
ハブの仕様
カンチorキャリパーブレーキ仕様、ディスクブレーキ仕様があるので、取り付ける自転車のブレーキタイプと合わせる。
変速の仕様
固定ギヤ(トラックバイク)、シングルスピード、多段変速(7~10速、11速、12速)、コンポーネンントメーカー(シマノ&スラム、カンパニョーロなど)など多種存在しているので、自分の使用しているメーカー、段数を確認する。
エンド幅
車輪を取り付ける部分の横幅。オーバーロックナット寸法(OLD)とも言う
フロントは、100mmが一般的。最近は110mmなどブースト規格も増えてきている。
リアは、110mm,120mm,130mm,135mm,142mm,148mm,etcなど多くの幅があるので必ずフレームのサイズを確認する。
フレームへの固定方法
クイックリリース方式、ナット止め、スルーアクスルなどフレームによって異なる取り付け方法があるので確認する必要がある。
ハブのホール数
ハブの両側のフランジに空いているスポークを通すための穴の数。
ハブのホール数と同じである必要がある。
穴の数が減りスポークの本数が減ると空気抵抗は減るが、ねじれに対する力が弱くなる。
車輪の寿命にも大きく影響し、多い方が長持ちしやすいが重量は重くなり空気抵抗もます。
一般的には、以下のようになることが多い
- ロード:20〜32ホール
- クロス:28〜32ホール
- MTB :28〜36ホール
- ツーリング&カーゴバイクバイク・実用車:32〜36ホール
スポークの選び方
ハブとニップルを繋ぐ部品。空気抵抗やホイール全体のねじれに対する強さに影響する。
プレーンスポーク
断面図が円形になるスポーク、最も一般的な形状。
サイズ
#14:外径2.0mmのスポーツ車では、最も一般的太さのスポーク。ロードからカーゴバイクまで、色々な種類のバイクに使われている
#15:外径1.8mmのスポーク。細く軽くなるぶん首と呼ばれるスポークのウィークポイントも強調されるので、ハードな使用には向いていない。
軽さを求める自転車などに使用する。
#14−15−14:ダブルバッテトスポーク。先端と後端が太く中心部が細くなっている。細いスポークのウィークポイントに強さを持たせつつ、重量的にも軽くするためのスポーク。
#13−14:首と言われるスポークのウィークポイントがより太くなっており強さと耐久性に富む
エアロスポーク
スポーク断面が板のようになっており、回転方向に対しての面積が小さくなっており空気抵抗の低減が見込める。 ただ横方向は、板の様になるため横風の影響を受ける。
ねじれに対する力も、プレーンスポークに比べ弱くなる。
ニップルの選び方
スポークとリムを繋ぐ部品。
素材
Brass:重量は重くなるが、寿命も長く強いニップル。
アルミ:重量は軽いが、Brassに比べ消耗が早く、数年おきに交換する必要がある。
サイズ
スポークのサイズ準拠することになる。
スポーク&ニップルをWEB SHOPで見る