1992年にオレゴン州のユージーンの小さなガレージで、アラン・ショルツとハンズ・ショルツ兄弟によって BIKE FRIDAY / バイクフライデーは生まれました。
バイクフライデーの名は「ロビンソンクルーソー漂流記」に登場するキャラクターで、愛すべき親友であり、有能な相棒である”Man FRIDAY”から着想を得て付けられた名前なのです。「世界中を旅する冒険者たちに、なくてはならないベストパートナー」と言う意味が込められています。
BIKE FRIDAYというブランドの作り出す自転車の最大の特徴とは、このヘッドバッジが示すとおり旅。 そして彼らの生み出す自転車のほとんどが、折り畳んでスーツケースにしまい込み、世界中のどこへでも、一緒に連れて行ける自転車なのです。
バイクフライデーのフレームに使われている素材は全てクロモリ・スチール。
このクロモリ素材が積極的に採用されてる理由とは、やはりバイクフライデーが世界を旅する自転車であるというところに起因しています。
クロモリ・チュービングを使用して製造されるバイク・フレームとは、(多くのみなさまが御存知の通り)走行時において路面からの振動を適度に吸収してくれるので、長距離ライドにおいても疲れにくく、最後の最後までライドを楽しみ抜けるということでしょうが、加えてこのバイクフライデーはフォールディング・バイクという性質上、繰り返し折り畳んで使用するという事がとても重要となってきますので、できるだけ高い耐久性を持ち合わせる意味でもクロモリ素材が一番適していますし、最悪、旅先で壊れてしまったとしても、クロモリなら現地で溶接をして治すことだってできるのです。
そしてバイクフライデーは創業当初から現在でもアメリカ オレゴン州 ユージーンの自社工場において1本づつ職人の手により、溶接から塗装までのフレーム制作の全行程が行なわれています。