まるでインディアンジュエリーのような美しすぎる一品

テキサス州オースティンのカスタムフレームビルダー TOMII CYCLES / トミイサイクルズ 。ビルダーのナオさんこと冨井直さんはファインアートを学ぶためアメリカに留学し、マサチューセッツ州ボストンで彫刻や立体造形の職に就き、その後フレームビルディングを始めたという異色のキャリアの持ち主です。

そんな彼が作る自転車は、まるでインディアンジュエリーのような繊細で懐かしい雰囲気を持ちながら、最先端のイメージと融合させており、乗って楽しめる自転車作りをモットーに生み出されるバイクは、唯一無二の存在感を放ちます。

ここ数年、カスタムオーダーフレームと同じく製作に力を入れているのが、真鍮製のトップキャップやスペーサー、ベルといった美しいパーツの製作です。

このブラスのステムキャップも、一つ一つナオさんの手によって彫られており、一つとして同じものは存在しません。

全てのパーツはパティナ(ケミカルで色を変化させる)を施した後、ワックスをかけて仕上げており、真鍮の経年変化を楽しむことができます。

また、中にはターコイズをはめ込むインレイという技法を用いたものもあり、彼が作るフレームのディテールワークと同じく、まるでインディアンジュエリーのような美しい仕上がりとなっています。

ご自身のバイクへのアクセントとしてはもちろん、大切な方やライド仲間へのプレゼントとしても大変喜ばれるアイテムです。

[SPEC]

素材：真鍮
サイズ：1-1/8"

※お手入れについてナオさんからのコメント

ブラスパーツのメンテナンスですが、全てのパーツはパティナ（ケミカルで色を変化させる）をした後、ワックスをかけてあります。（ラッカーやクリアコートをしてしまうと、質感がよくないため。）

ですので、時間が経つにつれて色が変化します（手の脂などでも風化します）そこが真鍮の面白いところでもあるんですが、定期的にワックスをかけたり（特に手で触った後）柔らかい布で拭いてあげるとオリジナルのパティナが長持ちします。（ジュエリーショップのような感じですね）ワックスは車用、木のフローリング用、なんでも問題ありません。