自転車に乗る理由は、目的地に早く着くためだけではありません。
いつもの道を少し遠回りしてみたり、気になった路地にふらっと入り込んでみたり。いつもと違う野鳥がいたら足を止めて観察したり、野良猫が居たらお互いに睨み合ったり…
子どもの頃、特に目的もなく自転車を走らせていた、あの感覚。
そんな自転車の原初的な楽しさを思い出させてくれるのが、WILDE Moto-Cruiserです。

WILDE BICYCLE Moto-Cruiser
「とにかく楽しいバイク」を形にした Moto-Cruiser



WILDEのJeff自身も大好きな往年の26インチリムブレーキ。
MTBからインスピレーションを受けて、現代において失われつつあるものを彼なりに再解釈して生み出したのがこのMoto-Cruiser。
普段は渋いイメージで組むことが多いですが、今回は「レッド・イエロー・シルバー」をメインにおまかせでオーダーいただいたこともあってMoto-Cruiserの持ち合わせている“楽しい”イメージを前面に押し出しながら組んでみました。
現代ではちょっぴり小さなホイールに、ループテールのクラシックなフレーム。そして、ぐっと高く構えたハンドルバー。
一目でそれとわかる佇まいには、かつてのマウンテンバイクや、モーターサイクルカルチャーにも通じる無骨な魅力があります。


現代において失われつつあるものの再解釈
Moto-Cruiserの面白さは、単に懐かしい自転車を現代に蘇らせたということではありません。
WILDEのJeffが長年愛用してきたマウンテンバイクへの思い入れや、初期のMTBカルチャーへのリスペクトを背景に、現代的なジオメトリーやドロッパーシートポストへの対応など、今の遊び方に合わせた工夫も盛り込まれています。


街中を軽快に流すのもヨシ、近所のトレイルへ遊びに行くのもヨシ!シングルスピードでシンプルに組むのも、変速機を備えて実用的に仕上げるのも良いでしょう。
こちらのバイクのようにハブダイナモに前後ダイナモライトを付けたらライトの充電を気にすることなく走れる、日常使いに最適なバイクに仕立てることも可能です。


自転車の初期衝動を思い出させてくれるバイク
リムブレーキや26インチホイールといった、長年親しまれてきた規格を採用しているため、手持ちのパーツや中古パーツを活用しながら、自分らしい一台を組み上げる楽しみもあります。
速さや効率、スペックの数字だけでは測れない自転車の魅力。
乗っているだけで少し気分が上がり、いつもの景色が違って見える。自分と自然、世界が繋がっているような感覚に落ちる。Moto-Cruiserはそんな自転車の楽しさをストレートに味わうための一台なのかもしれません。

目的地を決めずに走り出す日があってもいい。
用事がなくても自転車に乗りたくなる。
そんな一台を探している方にこそ、ぜひ注目してほしいモデルです。
心の奥にしまい忘れた大切な箱をひらくときは今なのかもしれません。
