ブログの冒頭からお天気の話をするなんて、あまりに安直すぎてなんだかな〜〜と思いつつも、言わずにはいられない。
今の気候、最高すぎませんか!!
雨ばかりだった9月も過ぎ、日中はまだ少し汗ばむくらいの日差しがありながら、肌を撫でる風はなんとも心地よい。ずっと走り続けられそうな夕方の気温。
帰り道をわざわざ遠回りしたくなるし、普段ならなんとも思わず通り過ぎる道にも、ちょっと寄り道してみたくなる。これはもはや、走るための季節と言って過言ではないでしょう。
ちゃんマイ’s Ride Style
おはこんばんちわ!ちゃんマイです。
今月もやってきました、「自転車屋が考える、服」。
今月はどんなテーマにしようかと考えたとき、こんな良い季節を逃すわけにいかないんだから、目一杯走ろうぜっ!と、一番シンプルなこのテーマ【Ride Style】に決まりました。
わたしは「走る」という言葉を聞くと、どうしてもロードバイクで山を登ったり、夜な夜なロングライドに出かけたり、そんな光景を思い浮かべてしまいます。そうなると服装も自然と、あらゆる環境下でいかに快適に走れるかを追求した服装選びになっているのも事実。もちろん、そういう服選びも大好きです。
でもな〜。なんとなく今の気分は、もっと気楽に、お気に入りの服を着てツーリングに出かけたい。
これも立派な、自転車屋が考える「走る服」だと思うのです。
RAL Cycling Wool Jersey
ようやく、この服が着れる季節がやってきました。嬉しくて今年もたくさん手にとってしまう予感がしています。全4色展開ですが、わたしはこの古着っぽい風合いを感じるブラウンがイチバンのお気に入りです。

そもそも、ウールジャージと自転車には長い歴史があります。
現在のようなポリエステル系の高機能素材が一般化する以前、サイクルジャージの主役はウールでした。
保湿・吸湿・防臭・冷えにくいといったウール自体の天然素材がもつ機能が、長時間着用する自転車用のウェアとして非常に相性がよかったそうです。
今となっては、サイクルジャージといえば軽量で速乾性に優れた化学繊維が主流。それ故クラシックな印象になりやすいウールジャージですが、天然素材の良いところは古今東西変わりません。長時間着ていても臭いにくかったり、温度調整がしやすかったりと、ツーリングやロングライドでの快適さは実用上の良さがちゃんとあります。現在においても、個人的には「あえて選びたい」素材の一つです。
そして何より、いかにも「スポーツウェアです!」という顔をしていないのがいい。自転車に乗っている時はもちろん、降りて街を歩いている時にも自然に馴染んでくれます。こういう服こそ、今の気分にぴったりなんですよね。

秋を感じるとはいえ、日中は十分に暖かい。なるべくさらっと着れるように、インナーには半袖のRAL Merino Coolmax S/S Teeを選びました。わたしたちのレビューにも度々登場するこのTシャツ。肌に触れる側にはメリノウール、表側にはポリエステルがくるように編まれた生地で、それぞれの素材の長所をバランスよく取り入れています。ライドにはピッタリな着心地。(こちらのブログで石川さんが分かりやすく解説してくれています🐏)

RAWLOW MOUNTAIN WORKS Hiker Gurkha Pants
まだギリギリ夏の余韻を感じていたい(まだ言ってる)わたしは、ウールジャージにRAWLOW MOUNTAIN WORKS Hiker Gurkha Pantsを合わせました。上半身は秋を迎え入れつつ、下半身はもう少し夏を引きずっていたい。そんな季節の変わり目ならではの組み合わせです。

実はこのショーツ、パープルも持っていますし、同素材のロングパンツも愛用しています。それほど気に入っているこのショーツ、もちろんシルエットやデザインが好きなのもありますが、何よりこの素材がめちゃくちゃ使いやすい!水濡れや汚れに対して、驚くほど早く乾き、そして汚れも落ちやすいんです。
多少の雨であればそのまま濡れたいし、地べたにも平気で座っちゃうわたしにとっては、そんな時にいちいち服のことを気にしなくていいのは大きな魅力です。
さらに、洗濯してもすぐに乾いてくれるので、旅先で洗って翌日また履く、なんて使い方にもぴったり。
この時期にもまだまだ履きやすい丈感なので、夏の余韻を引きずる同志のみなさま、ぜひ手にとってみてください。
RAL Cycling Wool Jersey スタイリング
さて、ここからはちょっと番外編。
店頭でRAL Cycling Wool Jerseyを手に取ってくださるお客さまの中には、「可愛いけど、ちょっとハードル高いかも」とおっしゃる方も少なくありません。
確かに、サイクルジャージという名前がついているだけで、少し特別な服に感じてしまうかもしれません。
でも、これが意外と合わせやすいんです。サイクルジャージという名前にとらわれず、むしろそれを日常着にも取り入れて楽しんで欲しいと思います。
ということで、わたしなりのスタイリングをちょこっとご紹介しましょう。
RAL Cycling Wool Jersey ✖️ デニム
個人的ど定番。これはもう間違いないな〜という組み合わせが、やっぱりデニムです。ウールジャージのクラシックな雰囲気がかなり引き立つ組み合わせです。


RAL Cycling Wool Jersey ✖️ 古着
そして、わたしがもうひとつおすすめしたいのが古着との組み合わせ。
そもそも、このウールジャージ自体がどこか昔の服を思わせる佇まいなので、古着と合わせてもすんなり馴染んでくれます。合わせたのは、もう10年かそれ以上履いている軍パン。個人的には、あまりきれいにまとめすぎず、ちょっとくたびれた風合いのものと合わせるのも好きです。

ウールジャージを「自転車に乗るための専用ウェア」と考えると着こなしの幅が狭く感じられるかもしれませんが、ひとつの洋服として見てみると、もっと自由に楽しめると思います。
走るための機能を備えた服が、必ずしもスポーティーな見た目である必要はないし、普段着として好きな服が、自転車に向いていないとも限りません。
自転車に乗ることを前提に服を選ぶのも楽しいけれど、好きな服を着て出かけたら、気づけばずいぶん遠くまで走っていた。
そんな日があってもいいと思います。
何より、今は最高の自転車日和が続いていますから!
みなさんもお気に入りの服を着て、秋のツーリングを楽しみましょう〜!

