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【KONA】なぜCirclesがKONA BIKESを扱っているのか?

「KONA BIKES」と聞いて、みなさんはどんな自転車を思い浮かべるでしょうか。

MTBを思い浮かべる方もいれば、ROVEのようなグラベルバイク、あるいは街乗りにちょうどいいDEWを思い浮かべる方もいるかもしれません。

KONAは1988年にカナダ・バンクーバーで生まれ、長い時間をかけてMTBを中心に、ロード、コミューター、ツーリング、グラベルなど、さまざまなジャンルの自転車を作ってきたブランドです。

僕たちCirclesにとっても、KONAは決して新しい存在ではありません。

では、なぜ今、Circlesが改めてKONAを扱うのか。
その理由を考えるうえで、2026年という年はKONAにとって、とても大きな意味を持つ年だと感じています。

再建したKONAと2026年モデルの変化

実はKONAはここ数年、ブランドそのものが大きな転換期を迎えていました。

2021〜22年頃、KONAはKent Outdoorsの傘下に入り、D2Cやオムニチャネルでの販売を強化していきました。しかし、その後の数年間はブランドにとって決して平坦なものではありませんでした。

そして2024年、KONAは大きな転換を迎えます。

創業者であるDan GerhardとJake Heilbronが、KONAを再び買い戻したのです。

KONAはこの新しいフェーズを「KONA 3.0」と呼び、再びライダー自身が所有し、運営するブランドへと戻っていくことを掲げました。その中で大きく変わったのが、販売店との関係です。

一時期はD2Cを強く推進していたKONAでしたが、買い戻し後は自転車販売店を中心とした販売体制へと方針を転換。ディーラーとの関係をもう一度築き直し、ブランドそのものも、KONAがもともと持っていた「自転車に乗ることの楽しさ」や「MTBから生まれた自由な発想」へと立ち返ろうとしています。

2026年6月には、創業者のJake HeilbronからCharles RussellへCEOが交代しています。

そして、これらの変化は2026年モデルのプロダクトにもしっかり反映されています。

KONAのモノづくりの姿勢

具体的に2026年モデルを紐解く前にKONAがどういった思想で自転車を生み出しているのかを語らなければなりません。

現在までに多くの有名なマスプロダクションメーカーは販売台数を伸ばすためにレースというプロモーション活動に重きを置いてきました。その流れの中には一般消費者には無用なスペックや独自機構なども組み込まれ、振り回されてきた側面もあるでしょう。

一方でKONAというブランドは、当時からそんなビッグメーカーが考えるバイク思想とはやや異なる道を歩んでいたように思います。

KONAの生み出す自転車には、自転車でいかに楽しい経験をすることができるかという設計思想が中心にあります。

一般的なアマチュアサイクリストが自転車を選ぶときに重要視する「軽さ」や「スペック」以上に「耐久性能」重きを置く素材選びや、彼らの設計思想から外れたカテゴリーのバイクはあえて製造しないなど、他のメーカーとは少し変わったモノづくりをしています。

常に一般的なサイクリストがどのようにバイクを使うのかという基本軸を大切にしたモノづくりを実践しているのです。

現在においても僕らが愛してやまないクロモリ製の完成車を作り続けている数少ないマスプロダクションメーカーの一つであることもKONAのモノづくりの姿勢が表れていると思います。

5万円の自転車と何が違うのか

昨今は世界情勢や物価高、為替などの影響から自転車に限らずありとあらゆるモノの値段が高騰してきているのは皆さんご存知の通り。

KONAの代表的な定番オールラウンドバイク「DEW」も現在の価格は10万円〜となっています。

では巷にある5万円くらい価格帯の自転車と何か違うのか。

結論から言うと、自転車として最低限走れるかではなく、「走る」・「曲がる」・「止まる」という自転車の基本性能をいろいろな場面で気持ちよく永く使えるよう設計されているかという部分が大きく異なっています。

単純に高価なパーツが付いているからではありません。
毎日の通勤から休日の寄り道まで、舗装路だけでなく、段差や砂利道にも少し踏み込んでいける。そんな「自転車で行ける場所」を広げるためにフレーム、タイヤ、ブレーキ、ギア、そして全体の設計が組み合わされています。

自転車を単なる「移動手段」として買うのか、それとも「安全に楽しく永く使える生活を豊かにする道具」として買うのか。

5万円の自転車では価格ありきで諦めている部分をKONAは自転車全体のバランスとして作り込んでいるのです。

今、KONA DEWを考えてみる

自転車を評価するということは、”地域性に基づいた個人レベルでの基本的な要求” を認識し “好みに合わせて選ぶべき” ことであり、可能であれば実際に乗車して “自分自身の素直な感想を持つこと” なのだと考えています。

例えば、僕たちが今回取り扱う「DEW」は2025年モデルまではいわゆるクロスバイクに近い存在でした。

それが2026年モデルでは、フレームからジオメトリーまで新しくなり、29×2.0インチという大径かつ太いタイヤを採用。さらにMTBを思わせるワイドなライザーバーを組み合わせています。

一見すると「クロスバイクが少し変わっただけ」に見えるかもしれません。でも、実際にはそうではありません。

そこには、KONAが長年培ってきたMTBの考え方を、街の中で使う自転車にももう一度落とし込もうとする姿勢と今のKONAがどこへ向かおうとしているのかも見えてきます。

Circlesが大切にしているのは、「この自転車は何km/h出るのか」「何g軽いのか」といったスペックではありません。

自転車に乗って、少し遠くへ行ってみること。いつもの道を少しだけ変えてみること。目的地までの移動そのものを楽しむこと。そして、自分の暮らしの中に自転車があることで、日常が少しだけ豊かになること。そうした自転車との付き合い方を考えたとき、KONAには僕たちが共感できる部分がたくさんあります。

1988年から続くブランドでありながら、一度大きな転換を経験し、今また自分たちの原点を見つめ直しながら新しい自転車を作ろうとしている。そのタイミングで、2026年という新しいフェーズのKONA DEWを僕らの住む名古屋の街で使いやすく、より楽しめるようにカスタムするのも面白いのではないでしょうか。

KONAのDEWという自転車は、自分がまだ何をしたいのかわからなくても、その懐の深さによって将来的には大体何でもしたいことができてしまうその多様性は、プライスレンジも含めて、多くの初めての人にとっての最高な最初の一台になり得ます。

さらに”自転車に乗ることの本質” や “バイクデザイン” 、そして “自転車が持つ自由” までも理解してしまったピュアサイクリストにとっても実は、最良の一台になる可能性があると考えています。

自転車の選び方

みなさん、自転車を選ぶときに何を重要視してどんなふうに選んでいますか?

自転車を選ぶことにおいて特に重要なのは「自転車を知る」前に、まず「自分を知っておく」ということです。

これは初めて自転車に触れる人も、もうすでに自転車のある生活へどっぷり浸かっている人にも共通して言えることです。

ブランドやグレードなどの余分な知識は一切排除して、自分は自転車で何がしたいのだろう、何をしたかったのかと心に問いかけてみることが重要です。自分がその自転車をどのように使って豊かになっているかの想像を膨らましてみてください。

そして、そのイメージを持ってCirclesに遊びに来てください。

僕らはそのイメージを貴方からできる限り引き出して、最良でReason-ableな(道理にかなった)自転車をご用意いたします。

是非、気軽に遊びに来てください。

自転車のある豊な生活を一緒につくりあげるお手伝いができたら、それはこの上なく幸せなことだと思うのです。

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