【Circles Tokyo】“SHOVEL RESEARCH”リムブレーキに愛を。

Circles Tokyoの大髙です。

本日は、Circles Tokyo店に新たに入荷したニッチパーツブランド、SHOVEL RESEARCH (ショベルリサーチ)について紹介します。

SHOVEL RESEARCHは、SURLYやBASSIは勿論の事、流行りのOLD MTBや自宅に眠っているビンテージバイク等々、スチールバイクに似合うパーツを製作しているマニアックなメーカー。

From USA オレゴン州ポートランドに拠点を置き、オーナーのSal(サル)が2022年から一人で運営、設計、製造を行っています。

彼女の小規模工房で作られるパーツは、トップキャップのようにどのバイクでも使えるプロダクトもありますが、カンチブレーキ用のケーブルハンガー、ブレーキブースター、チドリ、ライトマウント等の古い自転車に使うためのパーツ達を主に製造しています。

このブログを読まれている方の中には、聞きなじみのない名称が次々と出てきて困惑している方もいるかもしれません。

現行のバイクではほとんど見なくなりましたが、無くなってしまうと困るパーツ達を当時のままでなく、細かなディティールにこだわり、再解釈して設計されたプロダクトは美しく、懐かしさと新しさを感じさせてくれます。

SalとSHOVEL RESERCHについて過去にインタビューを行っているので、ブランドをより深く知りたい方は下記のブログをぜひ読んでみてください。

そんなSHOVEL RESERCHから、4つのプロダクトが東京店に入荷してきたのでご紹介させてください。

Fork Mounted Brake Cable Hanger

この製品はカンチブレーキ用のアウター受け。

同社のブラスアジャスターが付いており、微調整を簡単に行えるようになっています。

フォークマウントタイプのためヘッドチューブの長いバイクではよりかっちりとしたブレーキを、短いバイクではコラムやヘッドセットに挟むスタイルよりもケーブルに負担の少ないワイヤリングが可能です。

本家のホームページにはこう書かれています。

“I’ve been dissatisfied with the commonly available fork mounted cable hangers, so I made my own.”
(市販のフォークマウント式ケーブルハンガーに満足出来なっかたので、自作しました。)

SHOVEL RESEARCH

「満足できる製品が世の中に無いなら自分で作ってしまおう」
そんな気持ちから生まれるプロダクトは、まるでハンドメイドバイクと同じ空気を纏っているようです。

ワイドプロファイルカンチも適切にセッティングすることが出来、軽量で肉抜きされたデザインのため装着時にもスッキリとした印象を与えてくれます。

また、フロントバッグを使用する際には、ささやかではありますがバッグサポーターとしても機能します。

Brake Boosters 2.0

またまたブレーキ関連パーツですが、こちらはVブレーキ用。

そもそもブレーキブースターをなぜつけるのかというと、ブレーキ性能の向上とフレームを守るためです。

その昔、Vブレーキはカンチブレーキよりも強い制動力を誇り、MTB等のオフロードシーンではカンチからVへ移行していきました。

しかし、ハードブレーキ後にブレーキが利かなくなってしまったり、ロックしてしまう現象が発生してしまいます。

その原因は、ブレーキ台座及びフレームがVブレーキの強力な制動力に耐え切れず、シートステーが外側に開いてしまったり、台座が歪むことで起きていました。

そこでブレーキ本体に後付けする補強として登場したのが”ブレーキブースター”です。

この登場により前述した問題を解決した事で、シマノからはカーボン製の物が出たり、Paul、DKG、AC、Tektro等様々なメーカーから多種多様なブースターが登場。

それぞれ独自の形状、色が選べ単純な補強だけでなくドレスアップ目的でも使用されていましたが、ディスクブレーキの台頭と共に徐々に姿を消していきました。

そんなパーツを現代に蘇らせたのがこのブースター。

あくまでも装飾としてのブースターですが、削り出されたこの細く美しいシルエットが愛車にさりげないビンテージ感を演出してくれます。

Light Mount

その名の通りライトマウントです。

日東に対応したこの7mmサイズはコネクションロッド / つなぎ棒に使用する事の出来るライトマウント。

日東からもランプホルダーなどのマウントは販売されていますが、こちらはラックステーに取り付けるタイプの為、細かな位置調整が出来ます。

ラック取り付け時にライトの配置場所や位置で悩む方も多いはず。そんな時の頼もしい味方になってくれるでしょう。

私はこれをライトマウント以外の面白い使い方が出来ないか画策しているのですが、全然思いつかないので、是非アイデアお待ちしてます。

TC1

最後に紹介するのはトップキャップ。

Rams FP1というフィルムプロジェクターのアルミボディから着想を得て作られているそう。(フィルムプロジェクターの存在を初めて知り、調べてみましたが超カッコいいデザインの機械でした)

FP1のフィンのように自転車を冷却してくれるかも?

バイクや車のエンジンの冷却フィンのようで乗り物好きの自分には刺さるデザインでした。

目を引く特徴的なトップキャップですが、クラシックバイクは勿論、現行のモダンなバイクにも自然に馴染むSHOVEL RESEARCHらしいトップキャップです。

シンプルで機能的

SHOVEL RESEARCHのシンプルさの中に機能性を持たせた美しいプロダクトはどれも、つい使いたくなってしまう。

そんな気持ちになるのは、Salの多方面にわたるカルチャーへのリスペクトとリムブレーキへの愛をモノづくりに落とし込んでいるからでしょう。

そんなパーツたちがよく似合うフレームも、店頭でご用意しています。

WILDEのSpelljammerMoto-Cruiser
そして、間も無くRAL Exposureも入荷します。

ディスクが主流のこの時代ですが、リムブレーキの美しさ、造形にまだ惹かれる方も多いはず。


リムブレーキユーザーの選択肢として、SHOVEL RESEARCHを是非チェックしてみて下さい。

東京だけでなく、名古屋のCirclesでも取り扱いをしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

OLD MTB、ランドナー、スポルティーフなどの取り付けも喜んで承っております。
皆様のカッコいい自転車のお持ち込みお待ちしてます!

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