WALD

WALDが最初に発明したのは、実は自転車のカゴではありませんでした。むしろ、自転車のタイヤ修理の道具だったのです。 1905年に発売されたタイヤ修理用具「ウォルド・タイヤ・リペア・ツール」の成功によってWALDのビジネスは好調だったそうです。（T型フォードより前に存在していたということです。）
1924年、ケンタッキー州メイズビルがWALD社の新しい本拠地となり、シュウィン、ハフィー、マレー、ロードマスターなどアメリカの自転車メーカーとの契約により、WALDはあらゆる形やサイズの自転車用に年間数百万個の部品を生産していました。その間、WALD社は自転車のバスケット、トレーニングホイール、キックスタンド、ラック、ハンドルバー、フェンダー、ペダルなどの特許を積み上げていき、自転車に使われる部品であれば、画期的な方法で製造し続け今日に至ります。
そう、アメリカ国内の自転車部品メーカーで、このような長い歴史を持つ会社は他にはないということです。