2000年、オレゴン州で行われたライバルチーム同士のフットボールの試合で、NUTCASEの社長兼創業者で、元ナイキのクリエイティブディレクターのマイケル・モローが、自宅のガレージでそれぞれのチームのマスコットをあしらったヘルメットを2つ作りました。 それを試合の観客席でかぶったところ、周りのファンからすぐに反応がありました。 その時、マイケルの頭の中で何かがひらめいたのです。「スポーツのヘルメットは退屈だ」、その人の個性の延長線上にあるような、ヘルメット......そんなものはまだ存在しないんだ」と。
そして、エアロダイナミクスを追求したサイクルヘルメットよりもシンプルな形状のヘルメットで自転車やスケートボードに乗りたい、ただの黒いヘルメットよりも視覚的に楽しくて表情豊かな製品が欲しいと思っている子供や大人がいるとモローは言います。「だから、誰かがもっとワクワクするようなヘルメットをつくらなければならない。その誰か こそがNUTCASEなのです。