【TOMII CYCLES】The Fat Canvas in Stock!

ここひと月で4本くらいTOMII CYCLESの記事を書いてますが、個人的には人生をかけて日本にTOMII CYCLESを紹介しようと思っています。よろしくお願いします。

Nao Tomii

まず、TOMII CYCLES / トミイサイクルズってなに?という方は前に書いたブログを参照していただくとして。

なんでこんなに彼を推してるのか?と言ったら、今のTOMII CYCLESが、彼のキャリアの中でスタイルが確立して「仕上がっている」気がしているから。彼の作品(あえて作品と言います)を買うなら今が一番いい。

His Workshop

Radioheadの創作におけるピークが2000年の『KID A』であるように、作家やアーティストみたいな人には、クリエイションのピークがある。で、彼はいまそのピークにいる感じがするのだ。

2020年代という時代と、彼のクリエイティブがいい感じで交差している気がビンビンにしています。(この歴史観は時間があったら書きたいやつ)

SimWorksでコラボレーションタイヤ、Faraway を制作し始めたのがきっかけに、彼の超絶技巧の入ったトップキャップやスペーサー、ベルなどを少しずつ扱ってきましたが、今回はついに彼のクリエイションにおける本命が入荷です。

The Fat Canvas

TOMII CYCLESのシグネイチャーモデルThe Fat CanvasがCircles Tailoredに入荷しました。

今回はAzure Blue/アズールブルーのサイズ50cmと、

Beaver Brown/ビーバーブラウンのサイズ52cm。

この2色が各1サイズで入荷しました。

What’s The Fat Canvas?

The Fat Canvasは、“Fast yet durable through any terrain=速いだけでなく、あらゆる路面に対応する” ファスト・グラベルコンセプト。

Ryan’s The Fat Canvas in Austin

最大クリアランスは700x48c、650x55B。こう聞くと、昨今のタイヤクリアランス事情では狭い方かもしれませんが、ナオさんの考える、Fast Yet Durableってキーワードで考えると、スピード感と路面対応性の両面をバランスさせるいい塩梅。

彼が「オースティンの昼間は年中暑いから、朝早く起きて家を出発して、近所のグラベルを走ってきてから作業するのが大体の日課だね」と言っている通り、オースティンの街中とグラベルをシームレスに走り込みまくった先に、彼が考えたのがThe Fat Canvasです。

Nao’s The Fat Canvas in Niigata

つまり、こんなとこから↓

こういうとこ抜けて

道なき道をいき

またアスファルトに帰ってくる

オンロードとオフロードを行ったり来たり、日常的に彼はこんなライドをしていて、生活とライドがつながっている生活を送っています。めっちゃ豊か。

多用途で、一台で何もかもをこなしたい。って人にはThe Fat Canvasはうってつけのバイク。

しかもよく走ります。ナオさんのフレームは見た目で語られがちだけど、もちろんフレームのチュービングにもこだわっているので、軽くて走るのも楽しい。

「カスタムハンドメイドバイクって、台湾の量産バイクと何が違うの?」ってよく質問されるのですが、自分が答えるなら以下のように答えます。

まずはビルダー自身のバイク観がめちゃくちゃ反映されているので、ビルダーのスタイルや世界観をダイレクトに感じられるところがハンドメイドバイクの良さ。

あと、あんまり語られないけど、量産バイクはどうしても誰が使うかわからないので、ある程度のリスクヘッジとして重ための頑丈なチューブが使われがちだけど、用途やユーザーが明確なカスタムハンドメイドバイクは、結構攻めたチュービングが可能なので、乗り味がふつうの量産バイクとはやっぱ違う。

さらに、カスタムサイズでオーダーすれば、ビルダーの世界観と攻めた設計が自分の体型にジャストフィット!で手に入るってことです。

つまり、

うつわ(陶器)に興味が出たら、作家ものが気になってきちゃう人。

カメラや時計が好きになったら、フルメカニカルのプロダクトが欲しくなってきちゃう人。

そのほかにもカスタムスピーカーやカスタムスーツやシューズ。

そんなクラフト的な世界観が好きだったら絶対ビビッときてくれるはず。

あと、特にナオさんのバイクはアート好きな人にもおすすめです。

専用ラックとバッグ

取り外し可能な専用ラックに付属しているバッグも1Dayでフラフラさまようのにちょうどいいサイズ感。

バッグはANDREW THE MAKERというFrom Kansas Cityのハンドメイド・バッグ。ナオさんの友人が作ってます。

ロールトップなんで容量も可変。

ライドの後にコーヒー豆買ったり、出先で荷物が増えても安心なサイズ。2.0L~3.3Lの容量です。

フォームが入ってて型が崩れにくいし、上部のドローコードにはジャケットなども取り付けられるので、このバッグも非常に多用途に使用できます。

なにより『バイク専用ラックとそのラック専用バッグ』という響きだけで謎に熱くなれます。

ラック、バッグともにフレームセットに付属します。

あと、まじでここがすごい

色々The Fat Canvasのことを書きましたが、Nao Tomiiの真骨頂は彫刻(エングレイビング)。

あと、地味に全てのボルトに焼き入れを施してるので、ひとつひとつ全部表情が違います。これだけでスペシャル感ある。

ヘッドバッジ、サボテンインレイも抜かりなし。

「楽しみで乗る自転車なんだから、見たときにも楽しい方がいいじゃん」とナオさんは言っている。

とにかくディテールが楽しい。

TOMII CYCLESは、アメリカのサウスウエストのモチーフを日本人ならではの器用さ、技巧で表現した、唯一無二のファンツールです。

こういう作風は世界を見渡しても彼しかいないし、彼の美意識が反映された技巧の数々をぜひ実物で見てほしいです。

Geometry

Spec

Specifications

  • Steerer Tube: 1-1/8″ to 1.5” Tapered
  • Max Tire Clearance: 700 x 48mm or 650B x 2.2″
  • Bottom Bracket: T47
  • Seat Post: 27.2mm
  • Brake: Flat Mount Disc
  • Front Derailleur Clamp: 28.6mm
  • Seat Post Clamp: 29.8mm
  • Dropout Spacing: 142 x 12mm TA Rear / 100 x 12mm TA Front
  • Rear Derailleur Hanger: Paragon Machine Works / Replaceable
  • Fork: Enve Adventure
  • Rear Rack Dimension: 7-1/2″ x 4-1/4″
  • Head Badge: Hand sculpted, molded, and cast pewter in-house

ストックフレームの詳細はこちらからご確認いただけます。

もちろんカスタムバイクの受付もあります。カスタムバイクに関しては後ほど正式にご案内しようと思いますが、興味ある方は、ぜひメールにてお問い合わせください。

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