スポーク、ニップルの基礎知識

これからお話しするのはスポーク / ニップルについての基礎知識です。

スポークの選び方

ハブとニップルを繋ぐ部品。空気抵抗やホイール全体のねじれに対する強さに影響する。

プレーンスポーク

断面図が円形になるスポーク、最も一般的な形状。

サイズ

#14:外径2.0mmのスポーツ車では、最も一般的太さのスポーク。ロードからカーゴバイクまで、色々な種類のバイクに使われている

#15:外径1.8mmのスポーク。細く軽くなるぶん首と呼ばれるスポークのウィークポイントも強調されるので、ハードな使用には向いていない。
軽さを求める自転車などに使用する。

#14−15−14:ダブルバッテトスポーク。先端と後端が太く中心部が細くなっている。細いスポークのウィークポイントに強さを持たせつつ、重量的にも軽くするためのスポーク。
#13−14:首と言われるスポークのウィークポイントがより太くなっており強さと耐久性に富む

エアロスポーク

スポーク断面が板のようになっており、回転方向に対しての面積が小さくなっており空気抵抗の低減が見込める。 ただ横方向は、板の様になるため横風の影響を受ける。
ねじれに対する力も、プレーンスポークに比べ弱くなる。

ニップルの選び方

スポークとリムを繋ぐ部品。

素材

Brass:重量は重くなるが、寿命も長く強いニップル。
アルミ:重量は軽いが、Brassに比べ消耗が早く、数年おきに交換する必要がある。

サイズ

スポークのサイズ準拠することになる。