What’s the custom handmade Bike?
Seven Cycles、Breawinner、Sklar Bikes、Retrotec、Sycip Bikes、Desalvo Custom Cycles、Black Cat、Shin Fabrication…
これらは自転車ブランドの名前です。ある共通点があるのですが、なにかわかりますか?そう、その共通点とは、ビルダーが自転車フレームをひとつひとつ手作りし、オーナーに合わせたカスタムオーダーを受けているハンドメイドバイクブランドであることです。カスタムオーダーと聞けばそれが三つ揃いのスーツであれ、ペアの指輪であれ、特別なものであることは容易に想像できるでしょう。自転車のフレームにおいてもそれらと同じく、自分のサイズや用途に正しくフィットし、かつ経験値と思いが込められた、世界に一台だけの自転車が手に入る。それがカスタムハンドメイドバイクというわけなのです。
もしかしたらもうすでに、NAHBS、MADE(北米ハンドメイドバイクショー)やBespoked(NAHBSの英国版)のきめ細やかで美しいハンドメイドバイクをうらやましそうにインスタグラムや画像検索をして眺めていたりしているのかもしれませんね。
自分の夢のバイクを作ることは、今までのライドの経験値と、もちろん若干の投資金が必要です。そのため、カスタムバイクを考えること自体が困難に感じるかもしれませんが、心配しないでください。覚えておいてほしいのは、自分がどれだけその夢に対して思いを注いでいるかが、最終的な成果に大きな影響を与えるということです。そして、正しいバイクビルダーを選ぶことが鍵となります。なぜ、どのように、そして何に注意すべきか、そのポイントについてお話ししましょう。この情報を手に入れれば、あなたに合ったバイクビルダーを見つけ、夢のバイクを実現するための準備が整います。
Why go custom bike?
カスタムバイクを選択する理由はたくさんあるのですが、主なものをいくつか挙げてみましょう。
「FITTING / GEOMETRY」
自分にフィットするバイクが見つからない、あるいは一度セットアップしたバイク自体のプロポーションに対してしっくりこないことがありませんか。カスタムビルドにおいては、あなたの身体の寸法を正しく計測し、その数字に基づきジオメトリー、サイズ、プロポーションを微調整して、あなたの身体、そして乗り方に対して完璧にフィットするあなただけのためのバイクを作ることができます。
「自分のためだけに作られた(ワンオフ)バイクを所有する」
時間と情熱をかけ、制作したあなたのためのカスタムハンドメイドバイクを選択することで、より一層バイクへの愛着や絆は深まります。カスタムバイクを購入したサイクリストは、それが一生乗り続けるバイクになることがほぼ確定してしまうといっても大げさではありません。
「哲学を尊重し、信頼に値するビルダーとの共闘」
巨大すぎるグローバリゼーションとあまり一般倫理的ではない企業倫理が実際に存在してしまうこの現実社会において、信頼性の高い人々を見つけるということがますます重要になってきていると感じていませんか?
多くのエンスージアストがカスタムバイクに向かう理由の大きな一つとは、透明性と、いわゆる“オーセンティシティ”(信頼性の高さ)なのです。歴史と実績のある独立したフレームビルダーにフレームセットをお願いすることで、大きなお金がどこに何に使われるかをより深く理解できますし、自分が信じるものを確実にサポートすることができるという確かな理由にもなるのです。
スペックを選ぶときに特に重要な鍵
おそらく、ここまで読んだあなたは自分の理想のバイクを長い月日、あるいは数年間、心の中と実際のライド中にじっくりと練りあげてきたとおもいます。確かに、バイクスペックとは完全にあなたのライドスタイルと意図に依存をするものだと思っています。しかし、時には新鮮で客観的な視点をアイデアに組み込むことも忘れてはいけません。つまりは、フレームビルダーそして経験を積んだ、またバイクショップで働く経験を積んだサイクリストたちの意見に耳を傾けることは素晴らしいアイデアだと思います。彼らはもちろんプロフェッショナルですので、その知識を十分に活用するということを忘れないでおくと、あなたにとってとても良いことが起きるはずですから。
「自分のバイクに何を求めますか?」
例えばですが、あなたは『何でもできるスーパーバイク』を得るという壮大な計画があるかもしれませんが、実際には95%の時間を1つのスタイルで乗ることになるかもしれません。その95%を5%のために犠牲にするのはちょっともったいない気もしませんか?
そして素材についてはどうですか?クロモリ、チタン、カーボン、ステンレスなど、選択肢がたくさんあります。たとえば、クロモリ鋼があなたに合った素材だと思う場合、チューブセットの選択に関してはビルダーの意見に耳をしっかりと傾けましょう。また、全体のバイクバランスを考慮することも忘れないでください。無限の予算が与えられていない場合には、極めてファンシーな素材を選ぶのではなく、お金を少しでも効果的に使える方法を考えてみるのはどうでしょうか?例えばですが、わたしはステンレスよりもクロモリを選び、その節約したお金で素晴らしいパーツが組み込まれたハンドビルドのホイールに投資するの方が賢明だと思っています。
「最後に、塗装について考えてみましょう」
個人的な意見になってしまいますが、ペイントを決めるということが一般的に最も難しい部分だと思っています。そこには他のパート以上に無限の選択肢があるため、実はただ幸運を祈るしかないのかもしれません。でもそれを選ぶ最適な方法は、見つけたり気に入ったりするものをとにかく集めることでしょう。画像検索したバイクの写真、ペイントメーカーのカラーサンプル、お気に入りのスニーカーのデザインなど:(PinterestやTumblerなどのSNSはこれには最適です)。でも諦めないでください、塗装職人はあなたからのチャレンジをきっと全力で楽しんでくれるということを。
「ビルダーを選ぶ際のポイント」
この数年間で、ハンドメイドフレームビルディングの復活が著しく、その選択肢も確実に増えています。ビルダーには経験、スタイル、方法が異なります。カスタムバイクの制作は、新しいサーフボードを作る際にシェイパーと協力するようなもので、信頼が特に大切です。
多くのコミュニケーションが必要ですが、その全てが楽しいプロセスであるべきです。そのため、相性の良いビルダーを選び、お互いを理解できることが重要だと言えます。
また、すべてのビルダーがあなたの求めているドリームバイクを作れるわけではありません。例えば、丈夫なハードテールMTBを求めているなら、ロードフレームを中心に製造するビルダーに頼るのはあまり得策ではありませんし、その逆も同様です。一部のビルダーは溶接技術で知られ、一部はすばらしい塗装技術が評判であり、他にも正しく組織化をして最高のチタンフレームを誰よりも素早く正しく作るチームメーカーなどもいます。
サークルズは長年にわたりフレームビルダーとの交流を深めていますので、彼らがそれぞれ持つ独自性を深く理解していますので、あなたにピッタリのビルダーのご紹介がきっとできるはずです。
サークルズがおすすめするフレームビルダーについて詳しく知る。
SEVEN CYCLES
アメリカ文化発祥の地ボストンには過去から現在までに数々のハンドクラフトバイクメーカーが存在していますが、その中でも高い技術力と組織力で年間2,000本近くのカスタムチタンバイクを生産するという際立った能力を誇るのがこのセブンサイクルズ。
独自に採用している 5th Element と呼ばれるフィッティングメソッドで生産されたハンドメイドカスタムバイクは、多くのサイクルエンスージアストを惹きつけ、そしてあなたの求めるサイクルスポーツのネクストステップへと確実に導いてくれることでしょう。
MORE DETAILSHUNTER CYCLES
RETROTEC CYCLE
BLACKCAT BICYCLES
DESALVO CUSTOM CYCLES
SYCIP BIKES
SKLAR BIKES
BREADWINNER CYCLES
毎日自転車に乗るのが大好きな人のためのポートランド生まれのハンドメイドバイクメーカー、カスタムフレームの設計と製造を20年以上にわたる経験を持つ、フレームビルダーのTony Pereira(トニー・ペレイラ)がワンオフであるカスタムフレームに独自のスタイルを融合させています。 各モデルのフレームは、コロンバス製のチュービングを乗り手の体型とその嗜好に合わせ適材適所に配置、昔ながらのフレームビルディング技術を用いて、1本ずつ細かく調整されたジオメトリ・デザインでハンドメイドされています。
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