険しい山があり、巨木のそそり立つ森があり、小川の流れる林。

時に岩ばかりの荒野もあり、見渡す限りの砂に覆われた砂漠。

多くの表情を見せる大自然の中を自由に走れるからオフロードは面白いのです。

そんな繊細な自然を狂気なイナゴのように壊さぬよう自戒の意味を込めつつも、未開の地へも恐れることなく羽ばたいていく、そんな羽つきバッタのようにという思いを込めて Locust / ローカスト と名付けました。

Doppoシリーズの大切なコンセプトとは、「何者にも邪魔されず、自分の道を歩むための最良の道具であるように。」とシンプルな思いを込めて設計製造をしています。 そしてシリーズ中で最も荒れ地を得意とするモデルが、この Locust であるとお見知り置きください。

昨今の細分化され過ぎたのMTBシーンと同じ MTB という名を冠することによって、使用用途が限定されたイメージを生み出してしまうことは、Doppoシリーズにおいて望む事ではありませんでした。

Doppo MTBを現在のオフロードツーリングバイクユーザーの求める多くの要素を定義化、再構築をしたのです。

• Size : M, L, XL
• Frame : Chromoly Tube（Tange no.3）
• Fork : Doppo Original MTB（Offset 47mm / Length 465mm）
• Head Size : 
• Brake Style : IS Mount(Front, ~180mm) , Post Mount(Rear, 160mm)
• Max Tire Clearance : 27.5×2.8″ , 29×2.4″
• Front Wheel Fix : 110x15mm Thru Axle
• Rear Wheel Fix : 148x12mm Thru Axle
• BB Shell : 73mm BSA Threaded
• Component : MTB
• Bottle Cage Mount : 2
• Cargo Cage Mount : 3（Fork x2 , Under The Down Tube x1）
• Dropper Post : Stealth Dropper Post Routing on Seat Tube
• Recommend Suspension Stroke : 120mm

Trail 55% – Gravel 40% – Road 5%

もともとはトレイルバイクとして生まれたこの Doppo Locust は、突出した速さや激しいアクション性を追求するバイクではありませんが、オフロードバイクとして、山の道具としてのアイデンティティを軸に、独り歩きを体現するような存在を目指して、各部構成が成されています。

フレームに設けられた通常のボトルゲージマウントに加え、ダウンチューブ下側には 3 穴マウントも装備しています。ツーリングなどに必要な道具を割り振ることで、自分自身を軽くすることができます。

フレーム設計は 29" と 27.5" のコンパーチブルで、29" であれば最大 2.4インチ、27.5" であれば最大 2.8インチ のタイヤまでも飲み込みます。

現在のマウンテンバイクの標準である 44ｍｍ のヘッドチューブを採用していますので、付属する Tange 製オリジナル CrMo フォークだけではなく、お好みでサスペンションフォーク (120mm前後推奨) に換装していただくこともできます。

標準のフォークレッグには 3 穴マウントが装備されており、バイクパッキングスタイルに対応する高い拡張性が持たされています。普段の探索ライドにおいて常に起こるオン／オフロードの繰り返し、それを問わずにただひたすら走り回ることがこの 1 本のフォークで可能になります。

Doppo Locust のメインチュービングは Doppo ATB と同様に Tange 社製の高品質 CrMo スチールチューブセットを採用しています。

ドロッパーポストにも対応しており、シートチューブにはケーブルルーティン用の隠し穴を装備。

ディスクマウントはMTBバイクの定番となるフロントがインターナショナル、リアがポストマウント台座になっています。