説明
オールシティのフラッグシップモデルであるミスターピンクは、ロードレーサーでもなければ、ツーリングバイクでもない、ミディアムリーチのキャリパーブレーキに対応し、32cまでのタイヤクリアランスを持ったモダンなスポルティーフと呼ぶのがふさわしいバイクです。
どんなところがリミテッドかと言いますと、今までのモデルではスチールフォークを装備していたミスターピンクなのですが、リミテッドエディションではこのフレームのために設計されたウィスキーパーツ製のロードプラスカーボンフォークが標準されているのです。
32cまでのタイヤクリアランスを有するミディアムリーチのカーボンフォークにはフェンダーマウントまで備わっています。 ミディアムリーチ対応のカーボンフォークといえば、思い浮かぶのはセブンのオリジナルフォークか、ワウンドアップの2択だっただけに、新たな選択肢として非常に期待できるものです。
メインチュービングにはコロンバスのゾナを用い、フォークのアップデートにより大幅な軽量化に成功しているのですが、ミスターピンクのコンセプトを崩す事なく、軽やかな走りを実現しています。
Photo By The Radavist
特徴的なカラースキームは、90年代に活躍したモトローラサイクリングチームのエディメルクスからインスパイアされたもの。 スチールフレームに対して、カーボンフォークを組み合わせることで得られる重量や走りのアドバンテージは確実に大きいのですが、マスプロダクションの中でこういった純粋にロードライディングを楽しもうというコンセプトをしっかりと自分たちらしく表現しているオールシティには好感が持てます。 日々バイクを使い切っている彼らからの視点で作られるバイクには今後も要注目です。
そこそこハイテンポなオンロードライディングもこなせて、ダートや砂利道のような未舗装路も安心して走りきれるバイク。 この一台で日常と遊びの境界線をなくして使い切るのであれば、思いきってフェンダーをアッセンブルするのもよいですね。 さぁ、あなたはどんなアッセンブルで組みますか? お気軽にご相談下さい。
完成車ではなく、フレームフォークでの販売となります。
Size (単位:mm) | 49cm | 52cm | |
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A | Head Tube Angle (A) | 71.5° | 72.5° |
B | Seat Tube Angle (B) | 74.2° | 74.0° |
C | Top Tube Length (C) | 530 | 545 |
D | Seat Tube Length (D) | 490 | 520 |
E | Chainstay Length (E) | 415 | 415 |
F | Bottom Bracket Drop (F) | 70 | 70 |
G | Fork Offset (G) | 43 | 43 |
H | Total Fork Length (H) | 375 | 375 |
I | Head Tube Length (I) | 125 | 145 |
J | Standover (J) | 760 | 790 |
K | Wheelbase (K) | 991 | 992 |
L | Stack (L) | 540 | 562.6 |
M | Reach (M) | 377.2 | 3837 |